林泉寺の鬼瓦に見守られて

この鬼瓦の中に雀が巣を作ります。

巣立っていらなくなった巣が大雨と一緒に雨どいを伝って流れてきました。

四月の終わり5月、6月の初め頃まで、本堂の鬼瓦がにぎやかです。
毎年雀が鬼瓦の中に巣を作って子育てをします。
5月の終わりころになると、ひなが孵るようでぴーぴーととても賑やかです。

この鬼瓦は2階から撮りました。

6月の10日午前何かいつもよりうるさいなと思って屋根を見ると、細いスマートな雀が4羽から5羽。太く少し立派な雀が1羽。

初飛行の前に注意事項を聞いて、「さあ、行こう!!気を付けて!」と飛び立つところでした。
ボーっと「ひなが孵ったんだ!」
と見てたので写真を取り損ねてしまいました。

この鬼瓦の中で雀が育ちました。
鬼瓦は怖い顔をしていますが、優しい奴です。

雨どいのところのもじゃもじゃは巣です。
大雨が降った時に雨どいを通って落ちてきました。
状況証拠ばかりですが、林泉寺に来て屋根を見たら大体は雀がいます。
雀に好かれているお寺です。

しかし、天敵の猫もいます。
お外に住んでる、「山根」です。
今年も2回雀を「がるる」と捕まえてしまいました。