杓底一残水(しゃくていのいちざんすい)どんなものも大切に扱う心の大切さ
2020年6月 1 日


6月の言葉を林泉寺掲示板に載せました。
杓底一残水 汲流千億人 道元禅師
柄杓の底の水を残して 谷川に戻せば、大勢の人がそれを汲むことができる。
どんなものも細心の注意を払って、大切に大切に 扱う。
※小さなことで人々の役に立つ
「日本人は、安全と水はタダだと思っている」―。
そう喝破したのは、表異論化の故・山本七平さんでした。
洗顔するとき、洗い物をするとき、入浴のとき・・・
水を出しっぱなしにしていませんか?
それをやめこまめに水を止めるようにする。
誰もがそうしたら、どれほど水資源の節約になるでしょう。
些細なことが、世界に、人類に貢献するのです。