43回忌
2021年4月 7 日
4月7日(水)、午前10時長島さんのおばあさんきささん43回忌をお墓でお経を読みました。
写真は本堂で撮りました。
なかなか43回忌に会うことはなかなかないと思いますが、33回忌以降でしたら、お墓でお経を読ませていただく形がよいかと思っています。
33回忌の後も、37回忌、43回忌、47回忌、50回忌まで一般的にあります。
50回忌は節目として、大きく法事をして、昔は椎の木でお塔婆を作ってあげる風習がありました。
「往生」という言葉がありますが、これも仏教から出た言葉です。
時代劇なんかで人を刀で切った後で「往生しろよ」とか、「往生際が悪いなあ」などと使いますが、
この「往生」というのは仏教の意味ではただ「死ぬ」という意味ではありません。
『往』というのは「往復」の『往』です。
死んでしまって終わりではなくて、死んで後、仏国土に生まれるという意味です。
お年忌、法事などをして、仏国土にいるご先祖様、おばあさん、おじいさんを思い出してつながりましょう。
やがて私も仏国土に行きます。
思い出してもらえなかったら寂しいと思いますよ。