玲瓏八面起清風(れいろうはちめんせいふうをおこす)
2022年8月 1 日
8月の掲示板
玲瓏八面起清風
(れいろうはちめんせいふうをおこす)
こだわりが、心に”曇り″”陰り”をつくる
四方八方、すべてが透きとおって、
美しく輝いているところには、清風が湧き起こる。
こだわりのない人は、いつもさわやかである。
「腹に一物」という言葉があります。
心の中に思惑やたくらみをひそませている、ということですが、
そのときの心の状態は透き通ってはいませんね。
“一物”にこだわることで、曇りや陰りができてしまう。
それは、必ず、発言やふるまいにあらわれます。
さわやかになんかなれっこない。
腹は空っぽ、心は透明(まっさら)、がいいのです。
鉢に植えてある柿の木です。
昨年、林泉寺に来た柿の木です。
小さいけれど、2つも柿の実がなっています。
秋が楽しみです。
この木はお墓の隅に置いてあります。
修行道場で、春、柿の葉っぱが黄緑で柔らかい時にとって、てんぷらにしたのを思い出して、今年,この木の葉の柔らかい時に少し頂いててんぷらにしてみました。
衣を失敗してしまいましたが、葉っぱは春の味がしました。
桃栗三年柿八年といいますが、この柿の木八年たっているのかもしれない。
とにかく秋が楽しみです。