林泉寺は焼津インター近くにある明るいお寺です。
永代供養、動物供養のことなどご相談ください。坐禅や写経も行っておりますので気軽にご参加ください。
寺子屋ではたくさんの子供達がお寺を親しんでくれています。

仏教

三月の花 


右からピンクのチュウリップ、黄色のチュウリップ、紫のチュウリップ、モモノキです。
なんといっても、三月三日はひな祭りですから。
まだ、桃の花はつぼみもとっても固く、もう少し開くのには時間が掛かりそうです。
四月の旧暦の節句に咲くのかと思います。

涅槃会(ねはんえ)

毎年2月15日は、三大法会の一つ涅槃会(ねはんえ)という お釈迦様の遺徳を偲ぶ法会が営まれます。

お釈迦様が入滅(にゅうめつ)(釈迦の死、高僧の死のこと)され、
涅槃(ねはん)(生死を超えた悟りの世界)に入ったという事で、煩悩や迷いがなくなり、悟りを開いた境地を意味します。

涅槃図とは、お釈迦さまが入滅した時の様子を描いたものです。
お釈迦様が、沙羅双樹(さらそうじゅ)という木の下で亡くなったときの情景を描いたものです。
頭を北にして、西を向き、右手を枕にして寝ています。
お釈迦さまのお姿は、仏教徒の理想の姿として描かれてきました。涅槃図もまた、理想の死の在り方が示されています。

林泉寺の涅槃図

座禅

座禅会
文殊菩薩さま

12月1日朝6時30分より座禅
ホームページには載せてあったのですが、
いつも来てくれる人に電話をしたのが11月30日午後でした。
なので、一人で座禅をしました。
今度は、来年2月1日、朝6時よりやりたいと思います。
コロナの為お粥はありませんが、コーヒー牛乳とお菓子をお出しします。
初めての方、大歓迎です。
常連の方もよろしくお願いいたします。

今日は12月8日で、お釈迦様の成道をした日です。
寝坊をして6時5分頃起きたので、
ちゃんと一柱座禅しようと思ったのに5分になってしまいました。
いや、5分坐れば5分の仏!

お釈迦様が悟りを開いた日 成道会

12月8日は、成道会(じょうどうえ)と言って、お釈迦様が悟りを開いたとされる日です。
成道会は、三仏忌というお釈迦さまにゆかりのある大切な忌日の一つです。

お釈迦様は29歳で出家し6年間の苦行の末、菩提樹の下で座禅修行をし、ひたすら瞑想を続けた12月8日の朝、ついに悟りを開かれました。
仏教の教えが生まれた日となったこの日は、成道会『おさとりの日』として感謝するための、法要や行事が行われます。

成道会の行事食はお粥にハチミツや牛乳などを加えた乳粥(ちちがゆ)です。
お釈迦様が村娘から乳粥をもらって元気を取り戻したという言い伝えに由来します。

最近では成道会の日に寺院にてお釈迦様の教えを多くの人に聞いてもらうようなイベントをしている寺院もあるようです。
12月8日は、お釈迦様に感謝して本堂でお参りをしてはいかがでしょうか。

お釈迦様
林泉寺の本尊様はお釈迦様です。
これは、本尊様をしたから覗いたところです。



鈴木さんが駐車場の花を植えてくれました。

林泉寺の駐車場に植えたお花

林泉寺の駐車場に植えたお花

菫と葉ボタンを植えてくれました。
いつも、どくだみやほかの雑草が生えていてきれいではないところが、
鈴木さんがお花を植えてくれたのでとてもきれいです。
ありがとうございます。

玄関の花


先月よりのミカンとイチゴ、それにグレープフルーツが加わりました。

グレープフルーツ、大きな実が4つほどついています。

お店で「これはいつ収穫できますか」
と聞いたら、「来年の2月頃」と言われました。
来年の2月まで玄関にあるかもしれません。
そう考えると、ミカンもずっと小さいままだし、来年の収穫時期なのか?
イチゴも花は咲かないし、いつになるのかなあ?
でも玄関がとっても賑やかです。
気長に待ちたいと思います。

林叟院さん前住職鈴木俊隆老師50回忌にあわせてのイベント


藤田老師と、林叟院の方丈さん


この頃、たまたまセノバの本屋さんで鈴木俊隆老師の生涯を描いた本を見つけて読んでいる途中でした。
そして、老師の50回忌の法要と共に、座禅をしたり、いろいろな催しをされるということをきいてしまいました。
そして22日の午後、藤田老師が座禅と鈴木俊隆老師についてお話をされる、誰でも聞きに行っていいんだよと、僕も行くからと言われて、申し訳ないなあと思いながら参加させて頂きました。
俊隆老師のアメリカでのご活躍をたくさん話されておりました。
それから、座禅について、たくさん語っておられて、全部わかると思いながら聞いていましたが、わかるだけで、伝えられない自分を反省しました。
もっと精進します。
とても、有意義な時間でした。
帰りに林叟院さんのサインと、藤田老師のサインを本に頂きました。
ありがとうございました。

達磨大師(だるまだいし)

10月5日は、達磨大師の命日です。
528年(永安元年)10月5日忌日です。

この日は、達磨大師の遺徳を偲び、お経が挙げられます。

達磨大師の掛け軸
林泉寺の達磨大師の掛け軸


だるまと言えば、
子供たちに親しまれた「だるまさんが転んだ」「だるまさんだるまさんにらめっこしましょ・・♪」又は目を書き入れる赤いだるまの人形など、とても慣れ親しんでいるのではないでしょうか?

だるまさん

この「だるま」のモデルになったのが、
中国禅宗の祖師(そし)[一つの宗派を開いた人]達磨大使(だるまたいし)です。

もともと南インドの香至国(こうしこく)での王子でしたが、般若多羅(はんにゃたら)に弟子入りし、40年以上修行し、67年間インド中にで仏教を伝えました。
その後100歳を超えて中国に渡り、崇山(すうざん)の少林寺で壁に向かって9年間の座禅を行い、悟りを開き、
日本の宗教にも大きな影響を及ぼしました。

赤いだるまさん人形は、達磨大使の座禅の姿にまねたものです。

[面壁九年(めんぺきくねん)]
達磨大使は、嵩山少林寺で修行をします。
想像を絶する厳しさの中、手足が腐るほどの修行に耐え、自分の心を見つめ、壁に向かって9年間座禅の修業をされました。
[達磨大使の教え]
1.報怨行(ほうおんぎょう)
  苦しい運命が来た時、自業自得の自分のまねきだから、他人を怨まず忍耐しなさい。
2.随縁行(ずいえんぎょう)
  縁に従うことで苦しいことも、楽しいことも、自分の過去の種まきに縁が結びついて生じている結果なので、一喜一憂しない。
3.無所求行(むしょぐぎょう)
  求めることによって苦しむのだから求めない。
4.称法行(しょうぼうぎょう)
  命やお金を惜しまずに、六波羅蜜(ろくはらみつ)[仏の境涯に到るために行う修行]に心がけなさい。

自然の不思議


土手の彼岸花 9月23日に撮りました。

これは、時々通る橋の横の土手で見つけました。
いつも、前しかみていなかったんだなあ。
少し目を右にずらしたところ、彼岸花の大群が目に入りました。
こんなところに咲いていたんだ。
と思い、写真を撮りました。
彼岸花はお彼岸に必ず咲きますが、花にも体内時計があるんですね。


毛虫。9月23日。
玄関の前のところに大きな毛虫がいたので思わず撮りました。
モスラのようです。
モスラ・・わかりますか?

お彼岸に「ぼたもち」や「おはぎ」を食べる理由

お彼岸にふさわしいお供え物といえば、おはぎやぼたもちですよね。

お彼岸のお供え物おはぎ

赤色の小豆は、栄養価に優れ縁起物ともされ、大変高価な食材でした。
古代中国から赤色を魔除けや長寿を願う色とされてきました。そのため、死者やご先祖様を敬うお彼岸に小豆をたっぷり使ったあんこで作られたお餅を供えるのです。


「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは?

春のお彼岸は、春の花の牡丹にちなんで、「ぼたもち」
秋のお彼岸は、秋の花である萩にちなんで「おはぎ」と呼びます。

牡丹と萩の花


お餅の形にも違いがあります。
ぼたもちは、大輪の牡丹の花をイメージして大きな丸い形。
おはぎは、萩の花のように細長い俵型に作られます。


あんこにも違いがあります。
春のお彼岸に食べるぼたもちは、秋に収穫した小豆を冬越しして使うので、皮が固くなってしまうため、皮を剥いてこしあんにしてあります。
秋のお彼岸に食べるおはぎは、小豆が収穫したてで新鮮で皮が柔らかく丸ごと食べられるため、粒あんで作られます。